
開発ストーリー
「ジャッジが簡単に選手の未来を変えてしまうことを胸にしまって稼働しよう。」これは、すべての原点となっている言葉です。
2024年、開催されたシティリーグでのこと。当時、僕はジャッジになってまだ2回目でした。その日のトーナメントで、僕は裁定ミスをしてしまったのです。幸い、近くにいた先輩ジャッジが異変に気づいてすぐに割って入ってくれたため、勝敗を左右するような事態は免れましたが、自分の未熟さを突きつけられた瞬間でした。
その時、先輩がかけてくれたのが冒頭の言葉です。対戦後、僕はそのプレイヤーに謝罪し、彼は許してくれました。しかし、僕自身の心には、消えない不甲斐なさが深く残りました。「信頼されるジャッジになりたければ、何をすべきだろうか」。そう自問自答する日々が始まりました。
当時はまだ裁定事例集がなかったため、同じ過ちを二度と繰り返さないよう、現場で先輩方に聞き込んだり、他のジャッジが共有してくれる事例をメモしては読み返す日々でした。目標はただ一つ、「もっと信頼できるジャッジになりたい」という一心でした。
2025年、公式から詳細な事例集が公開されました。僕は自分自身の知識を研鑽するための学習ツールとして、事例集基づいてこのアプリを開発しました。開発を進める中で、これは僕と同じように壁にぶつかっているジャッジや、誰よりも真剣に勝利を目指すプレイヤーにとっても、必ず価値のあるものになると確信し、一般公開することを決めました。
ジャッジの役割は、決してプレイヤーを罰することではありません。皆さんが「このゲームは公平だ」と確信してプレイできるよう、一番近くで支える味方でありたいと思っています。情報をオープンにし、誰もが正解にアクセスできる環境を作ることで、プレイヤーとジャッジが共に高め合っていける。そんな未来を、このアプリを通して作りたいんです。
僕も一人の人間であり、これからも迷いや失敗を経験するかもしれません。しかし、大切なのはそこから学び、改善し続けることです。
このアプリが、皆さんのポケカ活をより豊かに共にする一助となれば幸いです。これからも一緒に成長しましょう。
ミッション
プレイヤーとジャッジが共に成長できる裁定基準を公開・公正な環境を提供する
アプローチ
インタラクティブな学習体験を通じて、公式ルールの考え方の理解を促進する
ビジョン
ポケカコミュニティ全体の知識レベルを向上させ、より高品質な大会を実現する
開発者プロフィール

Zorba Jobs Wong
コウ・ジョブズ・ゾーバ
ポケカ公式オーガナイザー & ジャッジ / システムエンジニア / フォトグラファー / Academy Europe大学院 MBA卒
カナダ出身で、2019年に日本へ移住しました。
「日本で暮らす外国人が言語の壁を感じることなく、安心してポケカイベントに参加できるようにしたい」という思いから、国内ジャッジを目指して活動を始めました。
先輩ジャッジの方々に育てていただいた感謝を胸に、自分にできる形でポケカコミュニティに恩返しをし、誰もが分かり合えるポケカ界の実現に向けて努力しています。
ちなみに、カードよりデッキシールドを集める方が好きです!(笑)
ご意見・ご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください